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能とムーンウォーク
能と言えばスローな舞踊と思われている。しかし、初めて能を実際に観賞した時、まずその音楽のテンポの速さ、高揚感に驚いた。ノリノリやんと思った。そして踊り手が顕れて舞台に進み出た時、私はそこにフルスピード感を感じた。重厚な衣装を纏い、骨盤を垂直にしてスリ足で進む、あくまで反動による躰の揺れを作らず滑らかにというルールを課されたら、あれより速く進めないのではないかと。私は能とは厳しいルールの中フルスピードで舞う舞踊と思っている。マイケルジャクソンのムーンウォークも足の裏の筋肉を極限までコントロールして反動による躰の揺れを完全に無くして後ろ向きに進む能だと思う。 インド舞踊はステップのスピードは速い、中くらい、ゆっくりの三段階に分割されている。これは時間というものが過去、現在、未来と分類される事と照応している。時間は時分秒や年月日など三つに分類される。それは地球が月を伴いながら自転しながら太陽のまわりを公転している事に起因しているからだと私は思う。 さて、ゆっくりした動きが実はフルスピードだという事をダンサーは感じなければならないと思う。ゆっくりした動きは実は内側の筋肉を駆使した激しい動きなのだ。アダージョ、チョーカゆっくりに見える動きの奥にフルスピードのアレグロ、ドゥルタがきらめいている。マイケルジャクソンのムーンウォークはまるで時間を巻き戻しているかのようだ。そんな異空間を身体一つで創り出す事の凄さ、能も時空を越えたストーリーが多い。異空間、異時間というファンタジーを身体一つで創る事ができるのがダンスの素晴らしさ。そんなダンスの可能性をインド舞踊を軸にダンスカンパニーデュナミスは探求しています。楽しみながら、というか楽しくないと頑張れないですからね。いつも生徒さんカンパニー募集してます。インド古典舞踊はインスピレーションの宝庫です!
| dcdunamis | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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